カテゴリ:映画・DVD( 3 )
ソフィアの「マリーアントワネット」

e0045486_17125189.gif先日、ソフィア・コッポラ監督作品「マリーアントワネット」を観てきました。
デビュー作の「ウ゛ァージンスーサイズ」のような映像世界を期待していたのですが、予想していた通りのカラフルでロマンティックなロココの世界でかわいらしかった。


ソフィアは王妃となってしまったマリーの戸惑い、孤独、恋愛と生きかたに重点を置いて描いていました。マリー目線で話が進んでいくため、少女チック的な表現がそこかしこにみられる感もあります。取り巻きたちと朝まで遊び明かし朝焼けを皆で眺めるシーンは、なんだかティーンエイジャーの青春ドラマのワンシーンのようでもあり。

フランス革命のこと、歴史的背景やベルサイユ内の確執、などについてはわりとさらりと描かれています。そこらへんに興味がある人にはちょっと物足りない映画かもしれませんが、今までにはない新しい表現や音楽は魅力的で、なによりソフィアならではの独特の世界=ガーリッシュな雰囲気が好きなひと は楽しめるんじゃないでしょうか。

個人的にはとっても好きな世界なので楽しめました。マカロン色のドレスや靴の美しさや、ずらりと並んだ、キュートな色とりどりのケーキやお菓子たちなどのアイテムは、みているだけで乙女な気持ちにさせてくれちゃうのです。

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by monomonote | 2007-02-12 17:28 | 映画・DVD
アカルイミライ

どうしてきみはげんじつをみようとしないんだ
うすぎたなくてふけつだからか?
それは きみ しつれいじゃないか

きみのげんじつは
このわたしのげんじつでもあるんだ

きみがにげこめるさきはふたつしかない
ひとつはゆめのなか
もうひとつはどくぼうのなかだ


e0045486_22194429.gifなんとなく心が沈みそうなかんじがしたのでいままで観なかった「アカルイミライ
予想に反して後味はわるくなかった。
世の中を生きにくく思っていて、仁村(オダギリジョー)の感情の揺れや不安定な行動を「すごくよくわかる」と感じるひとはけっこういるんじゃないかと思う。

自分を解放するきっかけはいつでも自分のまわりにただよっているけれど、それに気付けないから苦しいし、苦しいからみえなくなるんだろうな。
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by monomonote | 2006-11-21 22:46 | 映画・DVD
トニー滝谷

ひとりでいることはとくにさみしいことだとおもわなかった


「なんていうか、ふくをきるためにうまれてきたようなひとなんだ」


もういちどこどくになったらどうしよう、ときどきそのことをおもうと
ひやあせがでるほどこわくなった


ふたりのけっこんせいかつにはなにひとつかげをおとすことはなかった
ひとつだけ、トニーにはきになることがあった   
それは ・・・・



e0045486_17542238.gif久しぶりにレンタルにいって、なにげなく借りた「トニー滝谷」。
ひとりの男性の、孤独と喪失を描く物語。原作は村上春樹。
トニー滝谷に、イッセー尾形。 トニーの妻に宮沢りえ。

「中毒のように」服を買って、次々とかわる宮沢りえさんのファッションを観るのも楽しく、はかなげでありながら存在感のある女性をステキに演じていました。
イッセー尾形の淡々とした動作、表情。それがよけいに孤独感と空虚感を感じさせるのですが、悲しいストーリーなのに穏やかな空気と風を感じる、不思議な感じのする映画でした。原作、よんでみようかな。

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by monomonote | 2006-09-21 18:00 | 映画・DVD